2017年度(平成29年度)

管理番号 分野 研究テーマ
H29-01 化学 炭の吸着作用 ~木の種類による吸着量の違い~

要約

炭の吸着作用は冷蔵庫の消臭剤などの身近な製品に利用されている。そこで,炭になる木の種類によって吸着量が変わるのならば,よりよい吸着剤を作ることができるのではないかと考え,実験を行った。

H29-02 数学 乱数を用いた発言権の与え方 ~果たしてそれは公平なのか?~

要約

乱数と確率の関係について「大数の法則」を用いて解説することと、乱数を使って生徒を当てることに関して何回試行を繰り返せば公平になるのか概ねの回数を出し、具体的な方法を考えることを目的とした。

H29-03 化学 流川香~煙が流れ落ちる条件~

要約

乱流川香に火を着けた時に底面の穴から出る煙が下に流れ落ちる原因が気になり、流川香の開発者である岩佐佛喜堂さんも何故煙が下に流れていくのかが分からないということで、この現象の原因を解明する為に、この研究を始めた。

H29-04 物理 シュリーレン法による空気の揺らぎの可視化

要約

シュリーレン装置は,透明体の中に屈折率のわずかに異なる部分が生じたときの光線の進行方向の変化を利用して,その部分が明確に見えるようにする光学的手法である。媒質中を伝播する超音波や衝撃波の進行状況や,炎による気流の上昇などを観察することができる。私たちはいくつかの種類のシュリーレン装置を製作した。そして,セッティングの難易度や,精度などから,最も良いものを見つけて実験を行った。私たちは,主に熱や音による空気の揺らぎを観察することに成功した。

H29-05 物理 立体の形状と立体内部の温度変化

要約

世界には様々な形の家があることから、家の形が快適な室温に影響しているのではないかと考え、この研究を行った。研究目的は、立体模型の形状(特に表面積)と立体内部の温度変化について調べることである。立体模型は、四角錐、かまぼこ型、直方体の3種類を作成した。このとき「熱容量」と、底面にある熱源から「吸収する熱量」を一定とするため、各立体の体積と底面積は同じとなるように計算して模型を作成した。

H29-06 物理 糸電話を伝わる音と周りの環境との関係

要約

糸電話の糸の周りの環境を空気、水、電解質の食塩水、非電解質のダイラタンシー流体の4つの場合に変えたときの、糸電話を伝わる音の振幅と振動数の相関を比較し、どのような特徴があるか調べる。

H29-07 生物 ハエトリソウの捕食について

要約

ハエトリソウは唯一肉眼で能動的な捕食を確認できる食虫植物である。そんなハエトリソウに興味を持ち,ハエトリソウはどのような条件において捕食を行っているかについて,調べようと思った。先行研究では、ハエトリソウはタンパク質に反応して消化を行っていることが知られている。本研究では,感覚器に対する物理的な刺激にも反応して消化を始めることや,えさの量,また葉の大きさと消化時間との間には相関がないことがわかった。

H29-08 化学 糖とデンプン糊

要約

α化状態のデンプン糊に糖を加えると、糖の保湿性によってデンプン糊の乾燥が遅くなるのではないかと考えた。また、デンプン糊の強度を測定する予備実験で、デンプン糊が乾くと接着された物体どうしをはがすのに必要な力が大きくなることが分かった。そこで力センサで引っ張り強度を測定することで、単糖の種類が変わるとデンプン糊の乾燥の緩急がどのように変わるのかを調べた。その結果、単糖を入れたデンプン糊は緩やかに乾燥した。グルコースを入れた糊、プシコースを入れた糊それぞれに同じような傾向がみられ、また、アロースを入れた糊、タガトースを入れた糊それぞれに同じような傾向がみられた。そこで、フィッシャー投影図法を用いて構造を比較したが、共通性は見出せなかった。糖を入れるとデンプン糊は穏やかに乾燥し、乾燥の緩急には単糖の種類が影響するが、構造と保湿性の関係はわからないと結論付けた。

H29-09 地学 身近な材料を用いた溶岩流モデルの作製をめざして

要約

これまでの研究では,小麦粉と水を用いて作製した溶岩流モデルを斜面上に流し,速さを求めて三原山の溶岩流の速さに近いものを作製しようとしていた。しかし,実際に作製した溶岩流モデルを流してみると,毎回結果が違ったことから,溶岩流モデルを作製する際,毎回均質のものを作製するのが難しいということがわかった。また,スライムでも同様の実験を行ったが,毎回均質な溶岩流モデルを作製することが困難だった。そこで,より均質な溶岩流モデルを小麦粉と水を用いて作製するために,これまでの実験方法の改善策を考え,改善策を施したものと施していないものとの比較実験を行う。その結果から,有効な改善策を見つけ,より均質な溶岩流モデルの作製をめざす。

H29-10 物理 FF機の主翼の形状による飛行時間の違い

要約

主翼の形状と飛行時間との関係性を見つけることによって、より長い時間飛行するものを作成する。

H29-11 生物 メダカの環境による行動変化

要約

環境条件を変えて、メダカの胸びれの水かき運動(以下、ハタハタ)の変化を観察した。体長の小さなものほどハタハタの頻度が高い傾向が見られた。個体密度を高くしてもハタハタの頻度が増減するという一方向的な変化は見られなかった。温度変化を約25℃、29℃、32℃と変化させたところ、ハタハタの頻度が上昇する傾向が見られ、特にこの温度上昇を2度繰り返したところ、2度目の上昇時にはハタハタは1度目よりさらに増加した。背景色を変化させると、色によってハタハタの回数が変化する傾向が見られた。

H29-12 生物 ミントの繁殖能力について ~ストップ!ミントテロ!!~

要約

主ミントは他の植物を駆逐してしまうほどの驚異的な繁殖能力を持っている。私たちはその繁殖能力に興味を持ち,その能力について知りたいと思ったため,この研究を始めた。ミントを刈ったときに,刈った茎と刈り残された部分をそれぞれ放置するとどうなるのか,抜いたときに地下茎や地下茎根が土中に残ってしまったり,抜いた地下茎を地面に放置したりするとどうなるのかを調べ,その結果,刈った後の葉のついた茎を,切断面が土に埋まる,または水に浸かるような状態で放置したり,わずかでも茎を刈り残してしまったり,長い地下茎を土中に残してしまったりすると,ミントが再び増殖してしまいやすくなることがわかった。

H29-13 生物 ザリガニの体色変化とβカロテン量の関係

要約

ザリガニの体色変化の過程で現れる青色の状態と、その青色を維持するのに必要なカロテノイド量との関係を明らかにした。本実験はカロテノイドの一種であるβカロテンを用いて実験を行った。

2024年01月28日