高松第一高等学校の取り組みについて

文部科学省が、将来の国際的な科学技術系人材を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等学校等を、「スーパーサイエンスハイスクール」として指定し、学習指導要領によらないカリキュラム開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を支援する学校のことです。現在全国で230校が指定を受けています。
本校は、平成22年度から令和6年度までの15年間、第Ⅰ期・第Ⅱ期・第Ⅲ期の研究指定を受けた後、継続して令和7年度から11年度までの5年間、第Ⅳ期の研究指定を受けています。

研究開発課題

知的好奇心・探究心を源に、共創的科学力を発揮して新たな価値を創造し続ける人材の育成

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研究開発の概要

Ⅰ　協働的アクティブラーニング型授業および身に付けた知識・技能の汎用性を問うパフォーマンス課題・パフォーマンス評価の開発・実践・検証
Ⅱ　授業での学びを探究へとつなげる専門深化型課題研究・教科継走型課題研究の実践
Ⅲ　持続可能な外部連携プログラムの開発
Ⅳ　地域の小中高の科学的つながりを強化するネットワークの形成

学校設定教科・科目

◯普通科　特別理科コース
第Ⅳ期（2025年度）以降
『未来・Science Research Ⅰ』 （1年次2単位）
『未来・Science Research Ⅱ』 （2年次2単位）
『未来・Science Research Ⅲ』 （3年次1単位）
第Ⅰ期～第Ⅲ期（2010年度～2024年度）
SSHでは、学習指導要領によらないカリキュラム開発・実践が行えることから、全校生徒を対象に、上記のような学校設定教科・科目を設置しています。普通科特別理科コースは「情報Ⅰ（1単位）」と「総合的な探究の時間（1単位）」を「Science Research Ⅰ」（「Introductory Science」）としています。また、2年次は「保健（1単位）」と「総合的な探究の時間（1単位）」を「Science Research Ⅱ」（「Advanced Science Ⅰ」）とし、3年次は「総合的な探究の時間（1単位）」を「Science Research Ⅲ」（「Advanced Science Ⅱ」）としています。普通科　理系・国際文科・文系・美術専門コース、音楽科は「総合的な探究の時間（2単位）」を「未来への学び」としています。「Science Research」（「Advanced Science」）、「未来への学び」では、身の回りの不思議や課題をテーマに、全校生徒が探究活動に取り組んでいます。
なお、置き換えた科目の学習内容は各学校設定科目での活動等や課外を通して学習します。

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